是が非でも
是にしても非にしても。要するに「善悪に関わらず」。転じて「とにかく」という意味で使われる、というか今時そっちの意味でしか聞かない。
じゃあ善いことしたいなら「是が是でも」だし、「悪いことしてえ〜〜」って時は「非が非でも」なのか。
いや違うな。
それが善い行為であるときのみ行うなら「是が是でも」だし悪い行為であるときのみ行うなら「非が非でも」なのか。
「非が非でも」、クソすぎでは。
悪いことだけしたい時ってなんだよ。
やろうとしたことが悪いことだったからするんじゃ無いのかよ。
悪いことだからするって本末転倒では。
その点是が非でもってすごいな。
関連語:是々非々(良いことは良い、悪いことは悪いと公平に判断すること)
殊勝
よく「殊勝なことだ。」というセリフを聞くが正直全然意味わかってませんでしたごめんなさい。
けなげなこと。心がけや行動が感心する様。礼儀正しいようなニュアンスを含む。「殊勝な心構え」などのイディオムで使われる。
殊に勝れる〈ことにすぐれる〉(=めっちゃ優秀)ということだろうか。てか、「勝れる」で「すぐれる」って読むの初めて知ったのだが。
でも俺は殊勝な心がけをしないのでこんな単語を使うことはないとおもいます。
坩堝(るつぼ・かんか)
金属を溶かすのに使うつぼ。見た目はほぼ湯呑みであり、中に金属を入れて融解、合成を行う。
その中身はだいたい人種と興奮と快楽の入り混じる闇鍋となっている。
割と冗談ではなく、9割5分方は「人種の坩堝」「興奮の坩堝」「快楽の坩堝」の形で使われているイメージがある。あと「混乱の坩堝」がせいぜいか。
むしろもともとは化学処理用のゆのみ型の容器を指すことを初めて知ったわ。
「子はかすがい」のかすがいが建築用の留め金なのを初めて知ったときとおなじ衝撃。
どういう風にこの単語を使えばいいのか迷うところだがとりあえずグチャグチャしている様子を表せばいいでしょ。きっと。
関連語
人種の坩堝…人種が入り混じって共生しているさまを指す。アメリカの別称。