「価値」とは「あるほど良いもの」なのでこのブログにおいては幸福量を指す。
そして幸福量に変換できるものにも価値があるとすることができる。
よって幸福量の定義上、「時間」には価値がある。情報によって人はより良い選択肢を選ぶようになるため「情報」にも価値がある。その逆に、他人に 自分に有利な選択肢 を提示することで自分が価値を得られることがある。この代表例が知名度で、知名度があるほど仕事の依頼が舞い込みやすくなる。このような価値をまとめて「信頼」と呼ぶことにする。また、例えば洗濯機のおかげで洗う「時間」を節約できる。このように価値を生み出すものを「実用物」と呼ぶことにする。
しかしいくら時間や情報があってもそれだけでは幸福にはなれない。それらを直接幸福量に変換しなければならない。いわゆる娯楽、瞬間的快楽の為の行動である。それを「感情」とここでは呼ぶ。
また以上の価値を生み出すには能力が必要なので「能力」にも価値がある。
よって価値というものは概ね7分類とその複合で表せる。
7分類
実用物…実用的で継続的に意味のある物理的物体 家具 衣服など
感情 …感情・感覚に直接影響を与えるもの ゲーム 絵画 映画 など
能力 …人(動物)の持つ能力全て 人間の初期装備
信頼 …名誉 知名度 印象などを含む
情報 …あらゆる情報を使うこと
時間 …人間の初期装備その2
可能性…他の価値との複合が前提
物理的物体は「実用物」の部分と「感情」の部分に分けられる。
「時間」「可能性」は正の価値しか取らないが、他は負の価値も取り得る。
「感情」「能力」「信頼」が負の価値を取り得る事は言わずもがな。「実用物」はゴミ類、「情報」は誤報がそれに相当する。
例えば ハンバーガーを食べたとすると、その味は「感情」で、栄養は「実用物」である。
また、広告は「物」と「可能性」に分類される。なぜなら実用物には価値があるため実用物を売ることには価値がある。そして「実用物」が売れる「可能性」にも価値がある。「この実用物が売れる可能性を売る」というのが広告であるからだ。
なお各分類の詳細は後々解説したい。